がらくた

やさしい生活

日記

朝5時にお雑煮をたべた。おもちはおいしい。

ひとりでいることが多いわたしだけど、ひとりというのはそれなりに、というかものすごく寂しい。考えて考えて考え込んで、それからはひとりで解決するしかない。その結果、耐えられなくなってどうしようもなくなってしまうことが、ほんのたまにある。だけどさいきんは、少しだけ、じぶんをコントロールするのが上手になったと思っている。ずっと食べたかったものを食べてみたり、部屋を暗くしてプロジェクターで映画を見たり、すきな古着屋さんにでかけてわくわくしたり、音痴なうたを全力でさけんだり。そういうことをしてるとき、あぁひとってこうやってバランスをとって生きているんだなってなんだかとても冷静なきぶんになる。

 

元日のきのうは朝方ねむって、おひるから映画を観た。部屋を暗くして。クリスマスにおとさんがFireTVstickという魔法のスティックをくれたんだ。つくえのうえには、お気に入りのガトーショコラを1ホールをばーんとおいて、コーヒーもたっぷり淹れた。あとおかきも少し。

 

映画はジム・ジャームッシュのパターソン。お正月なのでレンタルしてみた。何もかもがイヤになった時に効果的、のコメントを読んで、すぐに決めた。内容は何が起こるってわけでもない淡々とした少しさみしい映画だった。わたしがいちばんすきなタイプだ。何度かでてくるポエムは巻き戻し再生して、わたしも一緒に声に出した。声に出しながら涙が出た。あれって、ああいうのって、なんの涙なんだろう。切なく悲しくしずかに、そしてとつぜんに流れる涙。このまえ、きれいな涙をながしますね、と言われたことを思い出した。うれしかったな。

 

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わたしも、なにかペットを飼いたい。できればねこがいい。暖かくて綺麗な毛並みのねこと暮らしたい。